俳優の北村匠海さんと清原果耶さんが出演している「niko and …」の最新ブランドムービー。その中で物語を彩りながら、みずみずしい存在感を発揮しているのがくるりの名曲「ワンダーフォーゲル」です。多くの人に愛されるこの名曲を、今回TikTokなどSNSを筆頭に注目を集める新世代のシンガーソングライターasmiさんがカバーしてくれました。

今回は楽曲の収録現場にお邪魔して、少女のような透き通る歌声で新しい季節への希望を表現したasmiさんに、今回のプロジェクトに参加された感想や楽曲のおすすめポイントなどお話を聞きました！

― 今回「ワンダーフォーゲル」をカバーされた感想を教えてください。

私が生まれる前からある曲で、多くの人にずっと聞かれている “大名曲” をカバーさせていただけたことは本当に嬉しいです。私がカバーさせていただくことで、よりたくさんの人に曲が聞かれるきっかけになればそれもまた嬉しいですし、光栄だなと思います。

— 歌うときに意識されたことはありますか？

映像とあわせて曲を聞いたときに、世界がどんどん広がっていくようなイメージを持ちました。そのイメージを歌でも伝えられるように、繰り返されるサビを通してどんどん広がる世界を表現したいと思いながら歌いました。

― 特に聞いてほしいポイントはありますか？

やっぱり、最後のサビですね。最後のサビを聞きながらみんなの心も晴れていくように、という気持ちを込めて歌いました。特に印象に残っているフレーズは、最後のサビの前の「矢のように月日は過ぎて」というパートです。矢のように月日が過ぎていくイメージをしっかりリズムに落とし込んで表現されていて、ここからさらに疾走感が生まれますよね。穏やかな日常が、良い意味で明るく広がっていくというような気持ちにしてくれるので、特にお気に入りです。

― ブランドムービーのBGMとしてこの楽曲が使用されていますが、「niko and ...」にはどのようなイメージを持っていましたか？

「niko and ...」は大好きなブランドで、いい意味でラフなのにおしゃれで、ウキウキする服がいっぱいあるイメージがあります。気を張らずに着られる、それでいて素敵な自分になれるお洋服が見つかる場所だと思います。

— お買い物でもよく行かれるのですか？

普段は大阪梅田にある「niko and ...」によく行くのですが、以前買ったメンズのキャップも普段からヘビロテしてますし、今日着けさせて頂いた指輪やサンダルなどの小物も好きなものばかりです。今日履いているサンダルは、厚底で遠くからだとスニーカーに見えるデザインがとても可愛いです！ファッションだけでなく、インテリアを見に行くこともありますね。スタッフの方から古着を取り扱っているお店もあると聞いたので、いつか行ってみたいです！
※古着の取り扱いは一部店舗限定となります。

衣装クレジット
プレミアムローンキリカエワンピ ライトブルー ¥7,700（税込）
https://www.dot-st.com/nikoand/disp/item/2163658
レースアップスポーツサンダル ブラック ¥5,940（税込）
https://www.dot-st.com/nikoand/disp/item/2186671

― ここ数年で大きく考え方が変わった「距離」が一つのテーマである今回の動画。asmiさんはコロナ禍を通して、「距離」についてどんなことを感じましたか？また、これからの季節に期待していることはありますか？

この数年で、距離の長さは人間にとってこんなにも重要なものなのかと気付かされましたし、驚きました。以前は離れていても大丈夫だと思っていたけれど、明日の命も保証されていないこの世界では愛する人との距離は1メートルもなくていいと思うようになりました。やっと冬が終わって春が来たので、今年は祖父母を連れて旅行に行けるよう計画中です！

― 動画では、北村さんと清原さんがお互いのスケッチブックからインスピレーションを受ける様子が描かれています。asmiさんは楽曲を制作する際、何かからインスピレーションを受けることはありますか？

基本的には自分の心の引き出しから曲を書くのですが、観た映画やドラマから稲妻が走るほどの衝撃を受けたときは、そういったものから曲を書くこともあります。あとは、ホラーサスペンス系の小説が好きなので、私の歌詞の中にある少しの不気味さは、それらから無意識的にインスピレーションを受けて生まれたものなのかも知れません。

― 今回、“令和のアーティスト”として、平成の名曲をカバーしていただきました。asmiさんから見て、令和の人気曲の特徴や、平成の人気曲との違いは何だと思いますか？

令和の人々はショートでファストなものを求めている印象があるので、切り取られて流れていても覚えてもらえるように、歌い出しやサビを如何に心に残せるかが重要になってきていると感じます。そのため平成の人気曲と比べて、イントロがない曲やサビ始まりの曲が増えているような気がしますね。

― asmiさんがこの春、挑戦したいことはありますか？

免許を取ってドライブに行きたいです！自分で運転できるようになると、きっと見える世界も変わるので、一人で遠くまで行って、そこで曲を書いてみたいと思っています。

―「niko and ...」は　意外な驚きと発見に “であう”、やがて自分のライフスタイルに “にあう” というメッセージを持っていますが、asmiさんはこれからの季節にどんなファッションに出会いたいですか？

暖かくなってきたのでショートパンツにチャレンジしたいです。ハーフパンツではなくて、結構短い丈で、カボチャパンツみたいなシルエットで。ハイソックスを合わせて、少しクラシックなスタイルにチャレンジしてみたいです。あとは、1着で決まる主役級のアイテム。例えば、派手な柄のパンツなどを無地のスウェットに合わせて、おしゃれにスタイリングが決まるというようなアイテムに出会いたいです。きっと「niko and ...」にあると思うので、また遊びに行きます！

＜INFORMATION＞

＜niko and ... 2023春夏 BRAND MOVIE 「 ワンダーフォーゲル / asmi 」YouTube URL＞
https://www.youtube.com/watch?v=ACLtB570VYY

＜niko and ... 2023春夏 BRAND MOVIE 「 ワンダーフォーゲル / asmi 」特設サイトURL>
https://www.nikoand.jp/2023campaign/springsummer/

＜プロフィール＞

asmi（アスミ）
“SNSで最も使われる歌声“の呼び声高い、大阪在住22歳シンガーソングライター “asmi（アスミ）”。唯一無二の愛らしい歌声で、年頃の女の子が抱く恋愛の悩みや日常の想いを切り取って歌う。自身の楽曲「memory」や、TikTok流行語大賞2021『ミュージック部門賞』を受賞した、MAISONdes「ヨワネハキ feat. 和ぬか, asmi」やで大きなバズを起こし、2022年3月にリリースした「PAKU」ではTikTok2022上半期トレンド チャレンジ部門賞も受賞し、いま"最もSNSで使われる歌声"となった、新世代のポップアイコン。十代白書2020 にてグランプリ獲得。1st album「bond」ではCDショップ大賞2021年関西ブロック受賞。2023年1月、再びMAISONdesに参加し「アイワナムチュー feat. asmi, すりぃ」でテレビアニメ「うる星やつら」オープニング・テーマを担当。更に2023年4月より、asmi feat. Chinozoとしてテレビアニメ「ポケットモンスター」オープニングテーマを担当する。