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ただいま楽しいコンテンツを企画中・・・お楽しみに☆
ニコアンド プレス
SUZUKI
ニコアンドで活躍する個性豊かなスタッフたちが発信するダイアリー企画。日常での発見から、旬な情報、趣味や仕事のお話まで。人気スタッフたちの今の気分をダイレクトにお届けします!
わたしが書きました!
まこっちゃん
ニコアンド VMDディレクター
niko and ... TOKYO旗艦店を中心に、ストアVMDをベースとしたPOP UP制作などを手掛るおじさん。
やってることはほぼ大工ですが、その制作風景はブランドのアイデンティティなのかも⁈
いつ来ても楽しい!お店を目指して、ちょっとマニアックな現場の日常をお届けします。
おつかれ山。
みんなは「和綿(わめん)」の畑を見たことがあるかい?
「見たことがある!」
「和綿を育てたことがある!」
なんて人は、殆ど居ないんじゃないか?
もし居たら、色々話したいからメールくれ!
和綿が成った状態の棉の木の写真がこれだ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
どうだ? イメージと違ったか?
え、こんなに葉っぱモリモリ? なんか綿毛小っちゃくないか??? って思うよなぁ。
その感想が普通だ。安心しろ。
みんなのイメージは、秋の終わり頃とかクリスマス頃、
お花屋さんで売ってる「コットンボール」だと思うんだよ
こんな感じのやつ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
これは海外産のコットンだな。
というか、国産の「綿花」は今の日本国内で流通していない。
ほぼ0%だ。
花屋で売ってる“コットンの木”は、ほぼ全部海外からの輸入ものだし
我々が来ているTシャツとかタオルに使われている綿の産地はすべて海外だ。
で。
元々、日本の在来種「和綿」をだな
無農薬で今もなお作り続けている小さな農家さんがいる。栃木に。
「渡良瀬エコビレッジ」っていう農家さん。
昔ながらの古民家を拠点に、有機無農薬栽培を営んでいるNPO法人なんだな。
アダストリアのCSRカリキュラムの一つで
ここで和綿の【種まき】と【草むしり】と【収穫】
三つの体験をとおして、環境について学ぶんだ。
アパレルだからな。おれら。
自分たちの商売のルーツである「綿」について
どれだけのことをしっているんだ? え、おい。
オーガニックコットンって、なんだ?
ほんとうに分かってんのか? 言ってみろ。
「サスティナブル」ってやたら言ってるけど、色々難しいだろ?
環境について考える“キッカケ”を。ここで学んで欲しいんだよ。
いつも真面目だけど、今回のブログは特に真面目だ。
さあ、いろいろ始まる前に、自己紹介と志を発表しよう!
まだみんなちょっと固いな・・・。
今年の種まきは
アダストリアから10名ほど、
豊島オーガビッツから2~3名+今回は特別ゲストに
青山学院大学の若者が3名初参加してくれてた。
*実はオレはもう10年この活動に参加している。 真面目だろ?
*それはいいとして、この青学の3人は[AFA]というサークルの幹部メンバーだ。
*[AFA]ってなに?[Aoyama Fasion Association]だよ。 詳しくは自分で調べろ。
自己紹介とアイスブレイクが終わったら
早速、種まきに行くぞ!
でもまて。 焦るな。 種まき行為自体は一瞬で終わる。
だから、種まきにまつわる色々な苦労や工夫を
教えてもらいながら進めよう。
どんな土が良い? いつ撒くのが良い? どれくらいで芽が出る?
畑は無農薬だから、虫や鳥も自由だ。
出たばかりの芽を好んで食べるヤツらがいるからな。
そういった捕食リカバリー用のポットを作っておくんだよ。
これ、「綿の種」な。
大きさは小豆ほどかな。
種は、細かい綿毛に覆われていて、
グレーに見えるのは、木灰や牡蠣殻の粉がまぶしてあるから。
種同士が密集しないように。適度にばらけるように。
色々試して、その配合がとても良いらしい。
栽培用のポットに土を入れ、指先で3cmくらいの窪みをつくり
一粒ずつ種を置き、そっと土をかける。
なんか優しい気持ちになってくるんだよなぁ。
出来たポットの上を藁(わら)で軽く覆い、
上呂の水をたっぷりかける。
藁が水を含み、保湿してくれるからな。
あとは水を掛けることなく
ビニールハウスで約1週間すると・・・
ほら!
めっちゃいい感じだろ?
オレが鳥だったら、喰うね。まずこんなやつを。
長年の経験があって、こうしてちゃんと1週間でりっぱな芽が出る。
こういう地道な努力が大事なんだよ。
ヨシ!
じゃあ畑にいこうか!
っピーーカン! で気持ちいいなぁ!
畑に来たぞ。
Z世代もなんか楽しそうにしてる。そりゃそうだ。
「土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう」てな
ふと、天空の城ラピュタを思い出すよ。おじさんは。
前期の収穫が終わった後、耕されて
あらかじめ、畝(うね)がひかれてるところに、パラ、パラと種をまき
こうやって足で優しく土をかける。 そぉーっとだ。
10年やってるオレは、この作業を裸足でやってる。
さすがに慣れたぞ。
そして裸足で土を踏むのはとても気持ちいい。
自分の蒔いた種のところに目印を立てて・・・
『大工のまこっちゃん。。。 ここに眠る。。。 』 っておい! 墓じゃねぇぞ!
芽が出て、立派に育って、こんな名札の背丈なんてすぐ追い越すぞ!
ちなみに、「ADASTRIA」の標識看板もオレが8年ほど前に作ったやつだな。
風化してイイ感じになっとるのぉ。
畑で、Z世代が「てんとうむし!」と喜んでた。
「自分の部屋で虫が飛んだたら、ギャーギャー慌てるのに
ここにいると全然怖くない」って、言ってたな。 いいやん。
そういう気づき、オレはイイと思うよ。
やはり、人は土から離れては生きられないのよ。
種まきを終え、別の畑で玉ねぎを収穫。
自分欲しい分だけ、大きいのを狙って抜く!
もちろんこちらも無農薬。
ここで採れたお野菜やお米で、
めっちゃおいしいお昼ごはんもいただける。
たった数時間、外で作業しただけなのにおなかが減ってる。
そして、ここでいただくお料理の美味いこと美味いこと。
お赤飯、お漬物、みそ汁、サラダ
めっちゃシンプルだけどそれが堪らなく良い。
ここでは「井戸水」を使ってる。
これも美味さの理由の一つなんだよね。
ポンプですくって、がぶがぶ飲めるんですよ。
飲んでみたいでしょ?
美味しい食事が終わったら、
午後は「綿繰り」の体験をしよう。
秋の収穫の時にまた詳しくお伝えするけど、
綿毛と種を分離させるときに使うローラーのような木工器具なんだよね。
昔の人は、これ使って「綿(わた)」を作ってたんだなぁ!
すごいね~! キコキコキコキコ(綿繰り機の音)
綿繰り機6台、総勢15人ほどで頑張って、
ようやくこれくらい。 34グラム?
この綿を叩いて、目をそろえ、糸を紡いで、生地にして、縫製して・・・
Tシャツ一枚の重さ目安で約250グラムだから・・・
なんて尊いのだろうか。。
機械化が進み、こんな風にして服を作っている人はもう、どこにもいないけど
これが僕たちの商売のルーツなんだなと思うと、
一枚一枚の服がありがたく思えてくる。
参加したみんなが、優しい気持ちになって
いつしか、僕のブログもやさしい口調になっちゃってるね。
まぁ、ほんとそんな気分。
できるだけたくさんの人に、この体験を広めたいけど
なかなか人数の制限があって難しく、こうしてブログで紹介したと。
渡良瀬エコビレッジ情報は、下記リンクで貼っておくので
興味のある方は是非、調べてみてくださいね!
*最新の投稿はFacebookか、instaでチェックできると思います。
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