このまえさ

「高知」いってきたんだよ。四国のな。

行ったことあるか？　高知。

すげーいい所だったぞ！

自然はいっぱいだし、
山も海もあって川が綺麗で、
食べ物も美味しくて、
そして何より＂人がいい＂。

仕事で繋がったご縁でな。

高知のコンサル会社の社長（ここではマッサンと呼ぶことにする）が、
おらが街を案内するぜよと。

過疎化の進む山間の町の「廃校」を
なんとか利活用できないか？　というテーマで
ブレスト、ディスカッションしたいから
いろんな場所や施設をマジで見に来てくれ！と。

だから、めっちゃ真面目なツアーだった訳よ。
ああ。　真面目だよ。
若干緊張気味な訳よ。　オレ。

で、

まず最初に見せてもらったのが、これな。

拍子抜けするよな。

てか、やばいだろ？　ここ。

オジサンが趣味ではじめた個人博物館みたいな古民家。
「お宝屋敷おおとよ」っていうんだ。

いきなり、ガチな廃校をガチで見に行ったら
おもしろいアイデアも出ないから？　と、
マッサンが気を遣ってくれたんだろうな。

すげーおもしろかった！

昭和レトロなコレクションは、
日本全国から送られてくるらしい。

オーナーは気さくな人で、ダジャレ連発
オレ達は適度にかわしながら、
でも確実にテンションはアガりつつ、

 

ひとつ目の廃校へ。

あ、　思ってたよりキレイだな。
床も、机も椅子も、木製でいい感じだ。

廃校になって未だ３年って言ってたかな。
だれも使わなくなると、いろんなところが痛んでくるだってな。

勿体ないよな。

これがオレんちのすぐ近くだったら、
工房として借りるのにな～

まぁ、でも、ここ高知だから。

 

そんな単純なアイデアでなんとかなるんだったら
廃校になんてなんないよな・・・

これといって斬新なアイデアも出せぬまま
ふたつ目の廃校へ

ここも内装に木がたくさん使われててとても良い。
そして、最初に見た学校よりもちょっと古い感じがする。

あ、ちなみに、「オレたち」って言ってるけど
今回の視察に東京から参加したのはオレいれて３人。

ディスプレイ備品などを扱う会社のオジサンと
廃材からデニムを作る会社のオジサン。

それぞれにいろんな背景を持ってるし、
アイデアやコネクションもまぁまぁある。
でも、

高知の山間の過疎のまちの＂廃校＂利用はムズイ。

宿泊施設にしたらどうか？

→改装工費が嵩む、だれがどんな目的で泊まる？
無理か。。。じゃあ

何処かの会社に貸したらどうか？

→街中ならニーズはあるが、不便な山のなかだよ
そうだよね。。。居ないよねそんな会社

一次的に、「イベント」としては時々利用してるみたいだが
でもそれが年に何回かとかでは、利活用とは言えず
都市からの移住者もなかなか、、、住居問題とかうまく進んでないらしい。

困ったもんだ。

 

ただ、この２校、どちらもおんなじ川沿いの立地。
そしてこの仁淀川ってのが、めちゃくちゃキレイなんだよ。

上流には＂にこ渕＂っていう超絶綺麗な滝つぼがある。

「にこ」ってなんの「にこ」なんだろう？
niko とコラボしないかな？　　しないか。

 

まあでも、こういう自然の恵みはふんだんに溢れてる。

川が綺麗、水が豊富な地域には、「和紙」がある。

いの町のある「紙の博物館」ここもマストで見たかった施設。

高知は土佐。　土佐と言えば「土佐和紙」が有名。

日本の３大和紙！　つったらおまえ、
福井の「越前和紙」、　岐阜の「美濃和紙」、　で「土佐和紙」なんだよ。
（＊オレも最近知ったんだけどな）

 

視察のスケジュールが分刻みだったから
和紙の手漉(す)き体験はやれなかったけど、
これもまた他の地域に誇れる、地産の名品だな。

林業が盛ん、川や水が綺麗、和紙の産地
こんな文脈で子供たちの林間学校とか、
木育特殊学校を設立するとか！

そんなアイデアも出た。
これは、何か辿れば脈あるかも。

 

初日は、こんな感じで視察終了。

niko and . . . 高知イオンモール店の店長レミちゃんも呼んで
みんなで美味しイイ土佐料理をたべたぜよ。
（＊写真がないぜよ。。ごめんな！レミちゃん！）

２日目も内容濃かったから、続きレポートは次回な。

２日目は、宿泊施設とか商業施設をたくさん廻ったから
これもなかなかオモロかったぞ！

 

じゃ　また。