なんでも食べるよ!
Channa argus
C. maculata
C. asiatica
正式和名がライギョという魚はおらず、スズキ目タイワンドジョウ科のカルムチー、もしくは同科に属する魚の総称として呼ばれます。
日本には、カルムチー、ライヒー(タイワンドジョウ)、コウタイの三種が棲息しています。元々は、日本に自然分布はしておらず、朝鮮、台湾から移入されたものです。ライギョは大型で引きが強く、釣り人の間でファンの多い魚ですが、実は飼育魚としてもペットショップで見かけるほど人気があります。幼魚は可愛らしい顔つきと美しい体模様を楽しむことができ、成魚になると迫力のある泳ぎ姿を見せてくれます。今回はそんなライギョの生態を調べてみました…!
ライギョを知れば、きっといいソファが見つかる。はずです。
SNAKEHEAD
ライギョに詳しくなろう
体は前後に細長い円筒形をしています。背鰭と尻鰭は他のスズキ目のような棘条が発達していません。また、背鰭と尻鰭の基底も長く、背鰭は胴体のほとんど、尻鰭も胴体の後半部分に及びます。腹鰭は小さいです。口は大きく、下顎が上顎よりも前に突き出ており、鋭い歯が並びます。生体の口腔内へ手を入れると噛みつかれて出血することがあるので、漁獲時などの取り扱いには十分な注意が必要です。
FISHING
釣り人Xのライギョ釣り体験談
- ライギョ釣りの極意とは
- ◆まずは用水路と小規模河川で練習
- ◆梅雨から夏の終わりがチャンス
- ◆フロッグルアーを使うべし
- ◆稚魚を守る親は狙わない
- ◆夕立の後を狙え!
元々はバス釣りが趣味だったんです。ほら、最近いっぱいいるでしょ?だけど3年前の夏…いつものように用水路でブラックバスがくるのを待ってたら、竿を引っ張られる力が格段に強くて!いつもより大きいブラックバスが釣れたー!と思って釣り上げたら、ライギョだったんです。まさかライギョが釣れるなんて思ってなかったからびっくりしました。
最初はヌルヌルしてて触りたくもないし、噛みつかれそうで怖くてヒヤヒヤしてたんですけど。だんだん見ていると「かっこいい…」って気持ちが勝って、気付けば帰りに釣り具屋さんでライギョ用のルアーやらなんやら買い揃えちゃってましたね。
あと、ライギョってすごい力なんですよ。顎の力が強くて。釣りに行くたび筋肉痛になってます。肉食だからカエルとか、小鳥まで食べちゃうんですよ…残酷ですよね…。でも、あのフロッグルアーにバクッ!っと噛み付く音を聞いてしまったらもう…あっという間にライギョ釣りのトリコに…。
僕みたいな人、他にもたくさんいるんじゃないかなー。
COOKING
実は美味しいライギョ料理
日本では食べる文化がないライギョですが、中国やタイ、ベトナムなどの東南アジアでは、世間一般的によく食べられています。揚げたり蒸したり、炭火焼にしたり、カレーやスープの具材としても重宝されています。
綺麗な川で育ったライギョは臭みが少なく、鶏肉のような味がするんだとか…。美味しく食べられている反面、寄生虫が多く処理が大変なため、日本では食べる文化が定着しなかったようです。
ライギョを食べて見たい… !という好奇心に駆られたそこのあなた !生で食べるのは絶対にダメですよ。アジア旅行に行った際には是非ライギョを食べてみましょう !